ヴィクトリアピークで綺麗な景色を見てたくさん遊んで、そろそろ帰ろうかという時に、私の目に1軒のド派手なお店が写り込んだ。
カラフルなものやキラキラしたものを見ると近づいていってしまう習性の私は、まんまと引っかかりそのお店に入っていったのです。
まさかここで感動の再会を果たすとは知らずに...。
というわけで今回は、ピークのcandylicious(キャンデリシャス)というお菓子屋さんについて、思い出を交えながら綴っていこうと思います!
candylicious(キャンデリシャス)とは
まず、candyliciousというお店が何かというと、ポップでカラフルな色使いが一際目をひく、超フォトジェニックなお菓子屋さん。
女性なら絶対に興味が湧くであろう陽気な色使い!
店内にはキャンディやチョコレートなどのお菓子や、派手めな雑貨も販売されています。
日本では目にしたことがないようなお菓子がたくさん売っているのですごくおすすめですよ!
世界中のかわいいお菓子を販売するお店
candyliciousのお菓子はラッピングがめちゃくちゃ可愛かったりカラフル具合が半端ない!
世界中のお菓子が揃っているし、伝統的なものから定番もの、変わり種までバリエーションは様々だけど、そのどれもが本当に可愛い。
海外のお菓子ってパッケージが飛び抜けてセンスが良いと私は思う。
本当に食べられるのか疑問になってしまうようなコントラストのお菓子がすごく衝撃的でした!
カラフルな店内で女性に人気のお店
candyliciousはお菓子と同様、店内もまたカラフル。
特に女性に人気なことはわかるけど、店内には男性のお客さんもチラホラいました。
私の彼氏は色々な国で育ったので、「あーオランダのお菓子だ懐かしい〜!」とか「あーハワイのお菓子だ懐かしい〜!」とすごく楽しそうで、やたらと色々買い込んでいました笑
なんなら私より楽しそうだったかも笑
それくらいに時間を忘れさせるほど、店内は飽きないようなデザインがたくさん施されています。
清潔感もあるし本当にユニーク。
テーマパークに来たような感覚になれちゃいます!
ピークのお土産にもぴったりなお店
ヴィクトリアピークのお土産というと色々ありすぎて迷ってしまいますが、私はここcandyliciousでお土産選びをするのも悪くないかなあと思います。
ただ飾っているだけでも可愛いお菓子がたくさんあるので、インテリア感覚で選ぶのも楽しそう。
日本ではなかなか買えないブランドのお菓子や、普段だったら買わないようなものを渡すときっと喜ばれると思いますよ!
HERSHEY'S(ハーシーズ)を見つけて...
彼氏としばらくcandyliciousをウロウロしていたのですが、私はふと、HERSHEY'Sというブランドのコーナーで足が止まりました。
私は子供の頃から甘いものは食べない方だったので、海外ブランドのお菓子なんか知るはずもないのですが、ひとつのチョコレートのパッケージにめちゃくちゃ心を奪われ、なぜかとっても見覚えがあるように感じたのです。
そして同時に、なぜか死んだじいちゃんの顔が浮かびました。
私はこれで、人間の記憶力のすごさに自分で衝撃を受ける羽目になるのです、、笑
アメリカの老舗チョコレート会社
と、その前にHERSHEY'Sの説明から。
HERSHEY'Sはアメリカのチョコレートの半分近いシェアを誇るブランドです。
ちなみに、アメリカのキットカットはHERSHEY'Sが販売権を持っているんですって!
チョコがメインではあるけど、他にもキャンディとかガムとかお菓子類全般を製造販売していますね!
パッケージを見て蘇る記憶
また話は戻りますが、店内でHERSHEY'Sを見てフリーズする私。
そして一生懸命思い出そうと悩み続け、ふと、ひとつの記憶にたどり着いたのです。
私がまだ小学生の頃、元気だったおじいちゃんがよく家に遊びに来ていました。
その時にお土産でじいちゃんは私に板チョコをくれたんです。
どこから買ってきたのかは知らなかったけど、私はひとくち食べてすぐにそのチョコにどハマり。
それからというもの、おじいちゃんは数ヶ月に一回「お母さんには内緒だよ〜」と言って私にそのチョコレートを届けにきてくれるようになったんですよね。
私は英語が読めないからパッケージはわからなかったけど、ただ「海外のチョコ」という認識があったことは覚えている。
そんなじいちゃんのお土産を、私は1日に1カケラずつと決めて大切に食べ、おじいちゃんの次の来訪を心待ちにする日々を送っていたんです。
おじいちゃんと私。
でもそんなじいちゃんはある日突然家には来なくなりました。
体調を壊し、そのまま闘病生活を続け、亡くなってしまいます。
私はそのチョコについては「海外のチョコ」という以外には何も知らなかったから、じいちゃんとの思い出としてしまい込み、そのまま何年も経ってしまっていた。
むしろそのチョコレートの存在自体全く忘れていたのですが..。
で!今回、突然HERSHEY'Sのパッケージを見た瞬間にじいちゃんの顔が浮かんだ。
もしかしたらこれがそうなのかもしれない!!
といっても全く確信はなかったんですが、購入し、家に帰ってすぐにその板チョコを食べてみたんです。
正直パッケージどころか味も覚えてなかったはずなのに、ひとくち食べてすぐに「これはじいちゃんが、私にいつもプレゼントしてくれていたチョコだー!!」と大騒ぎ!
ずっと分からなくて諦めていたあの味が、完全に蘇った瞬間でした。
嬉しすぎてちょっと泣いたw
香港という異国の地に住んで、嫌なことも帰りたいこともたくさんあったけど、私はこのチョコを思い出せただけでも、香港に移住して本当に良かったとまで思った。
次に日本に帰ったら、墓参りに行ってじいちゃんに報告しようと思う。
candylicious詳細情報
とまあ私の思い出を語ってしまったけれど、そんな思い出のチョコと出会わせてくれたcandyliciousの場所は以下です↓
The Peak Galleria, Shop G05 and G06 (G/F, 118 Peak Rd, The Peak
HPはこちら↓
Online Candy Stores & Chocolate Shops in Singapore and Malaysia
定休日は無しで10時〜21時まで営業しています。
まとめ
女心をくすぐるカラフルな店内とお菓子が魅力のcandylicious。
お土産にも自分用にもおすすめだし、HERSHEY'Sのチョコはぜひ食べてみて欲しいですね!
好き嫌いが分かれる味かもしれないけど、日本のチョコとは全然違う味がするのですごく新鮮なはず!
みんなもヴィクトリアピークに行ったらぜひcandyliciousに行ってみてくださいね!