今回は香港ケネディタウンで立ち寄ったバー、FUGAZIについて書いていこうと思います!
路面店なので前から気になってはいたんですけど、やっと行けました!
土曜日の夜だったからか客層がカオスだったので、かなりインパクト大な内容に。
そして香港でちらほら見かける日本酒「男山」に関しても調べてみたので、興味がある方はぜひ飲んでみてくださいね!
まず、私が行ったFUGAZIというお店はこちら。
號, 21 Catchick St, Kennedy Town, 香港
ケネディタウンの駅からは徒歩5分ぐらいかな。
HPもちゃんとありました!
定休日は無しで毎日16時から24時まで営業しているようです。
この日私と彼は、友人との待ち合わせ場所に早くついてしまったため、FUGAZIに立ち寄ることにしました。
FUGAZIは外に面したお店なのでいつも気になってはいたのですが、パッと見すごく静かに飲むようなお店に見えていたので、入りづらく...。
この日やっと初めて行くことができました!
で、店内に一歩踏み入れると、なんか変な匂い...。
いや、マジでなんか臭い!笑
彼氏と小声で「なんかくせーな」「なんだこれ」と会議した結果、多分ビールサーバーが汚いのかな?という結論に。
ただの予想なのでわかんないけど、私たちは念の為、ビールはやめてシャンパンとワインを飲むことに。
サーバー関係なかったらごめんなさい。笑
私たちが座った席はカウンター席で、店員さんは一人だけ。
土曜日ってこともあるのか他のお客さんは4人しかいませんでした。
そして私たち以外のお客さんは、多分、近所に住んでいる常連さんって感じで、店員の女性と仲良さげにしゃべっている。
ちょっとしたガールズバー気分なのか、彼女と話しにお店に来ているようにも見えました。
カウンターからは正面にたくさんのお酒が並んでいるところが見えます。
ボトルの置き方がすごいですよね!
地震とか来たら全部転がっていっちゃいそうで日本ではできなさそう。
で、結構いいウイスキーやワインなんかもあって、彼氏とあーだこーだ話してたんだけど、やたらと男山って日本酒が多いように感じる。
男山ってみんな知ってます?
私は日本酒にそんな詳しくないのですが、香港だとこの「男山」結構見かけるんですよ。
このお店でも男山は結構人気なんだってさ!
新品価格 |
なので男山について調べてみた。
北海道旭川の名水で醸す地酒『男山』。
1977年、日本酒では世界初となるモンドセレクション金賞を受賞。
以来40年にわたり受賞を継続しており、他にも国内外の酒類コンクール・全国新酒鑑評会において数多くの金賞を受賞する、北の大地に根差した日本酒です。
あら、結構歴史のある北海道の日本酒らしい。
しかも男山って言ってもいろんな種類があるらしく、値段もピンキリでした。
香港の日本酒の中ではこの男山が有名な銘柄なのかな?
ぜひ気になる人は飲んでみてくださいね!
香港で獺祭とか飲んじゃうとバチクソ高いので、男山は割とお手軽価格です。
新品価格 |
男山の話で盛り上がりつつ、お酒を楽しんでいた私たち。
しかしこの辺りでなんだか変な場面に巻き込まれることに...。
この時点で常連さんらしき他のお客さんはほとんど帰ってしまい、残っていたのは私と彼氏、そして知らない常連白人ハゲおじさんが1名。
私と彼氏は2人で会話していたんだけど、段々隣のハゲの声がうるさく感じてくる。
彼氏に「あのおじさん声超でかいよね。笑」とこっそり伝えると「今店員に絡んじゃってるから目合わせない方がいいよ。」とのこと。
英語がわからなかったからずっと気づかなかったけど、どうやら隣のおじさん、店員の女性に「店のBGMが悪い」とデカい声で説教していたそう。
店のBGMを決める権限は彼女じゃないような感じがしたし、彼女も困って作り笑いでなんとか誤魔化そうとしている。
私は過去15年間水商売をやっていたが、どうにも酒癖の悪い人を何度も接客している。
内心めちゃくちゃキレたくても我慢しなくてはいけないことも知っている。
あんなお客さんに当たった時のストレスは、計り知れないものなんです。
あー彼女、困ってるな。可哀想だな。と思った。
でも私日本語しか話せないし会話に入れないしな。
喋れたらうまく間に入ってあげれたのにな。
なんだかいたたまれなくなった私は「外に出てタバコ吸ってくる」と言って一瞬席を外してみた。
すると酔っ払いハゲ山←勝手に名付けた)は今度は彼氏に絡んでいる模様。
外から彼氏にエールを送る私。
するとどういう流れになったのか、BGMをハゲ山のスマホに入っているものに変えることになったらしく、ブルートゥースに接続しだした。笑
で、ハゲ山トゥースに接続が完了し、何を流すのかと思ったらハウス系の何かが流れ出す。爆音で。
でも奇跡的に私はハウスが嫌いなんだ。
そして私の彼氏もハウスが嫌い。
店内に戻り彼氏と「よりによってこういう系かよ」と笑ったが、ハゲ山を刺激するのは危険なのでシカトした。
ハゲ山は立ち上がって一人で踊りだしていたけど、私と彼氏は「そろそろ友達もくるし出ようか...」ってなるし、店員さんはとりあえず解放されたって安心感で明後日の方向を眺めていた。
なんかせっかく初めてFUGAZIに行けたのに、ハゲ山にぶち壊されてゆっくりできず。
土曜日の夜に一人で店員に絡んでるぐらいだから独身の人なんだろうけど、あんな人生を送るのは嫌だなーとか、彼氏が一人で飲みに行ってあんな風になってたら冷めるなーとか思いながら、お店を後にしたのだった。