今回は香港のお正月(旧正月)について綴っていこうと思います!
今更なんで旧正月のことを書きたくなったのかというと、今回日本に帰国していてちゃんとした旧正月を味わえなかった為、単純に私が旧正月に未練があるってだけ!
元々旧正月なんて興味なかったし何それ?的な感じだったんだけど、日本帰国中知り合いに、「香港住んでて旧正月にいないとか住んでる意味ねーじゃんw」とバカにされたので、え?旧正月ってそんな一大イベントなわけ?と思い、ちょっとその後自分で調べてみたのです。
そのことをこのブログにメモっとこうと思います。
知能幼稚園児の私がまとめた、「バカでもわかる香港のお正月」です!
旧正月、旧暦とはなんなのか
まず、旧正月って何かと言うと、旧暦の元日のこと。
旧暦ってなんだよと思いましたが、そもそも今の日本の暦はグレゴリオ歴という新しいものらしい。
明治5年?6年?からグレゴリオ暦、その前は旧暦なんですね!
なので日本は、旧正月を祝う文化は持っていたんだけど、今は消えてしまったということです。
んで、香港ではその旧正月の1週間がお祭り騒ぎになります。
旧暦とグレゴリオ暦、太陽の動きと月の動き
日本では正月は毎年決まって1月1日。
太陽が西から東へ動いて365日で元の位置に戻るからです。
ズレたとしてもうるう年が入るぐらい。
しかし香港の旧正月では毎年日にちが変わります。
これは、旧正月の日にちを月の動きで決めているから。
- グレゴリオ暦=太陽の動き
- 旧暦=月の動き
なんですね。
旧暦では月の満ち欠けのサイクルを基準に1ヶ月を決めています。
新月から満月、満月から新月までが1ヶ月。
そうすると1ヶ月が29.5日になっちゃって1年が354日になるんだけど、3年ごとに1回うるう月を入れて調節してるらしい。
だから旧正月は毎年ズレるんです。
めちゃくちゃややこしいな!!
旧正月と呼ぶのは日本だけで本当は「春節」
日本人は香港のお正月を旧正月と呼びますが、そんな呼び方してるのは日本だけ。
他の国では「春節」です。
なんか聞いたことあるかも。
ちなみに中国語では「チュンジエ」みたいな発音する。
そして今年の春節は2月5日でした。
おもっきし日本にいました。
香港の旧正月の意外なお年玉事情
香港の旧正月では、長い人は1週間丸々会社が休みになります。
日本では1週間の休みってなかなかありませんよね。
それぐらい香港では旧正月=一大イベントってことなのです。
大晦日には爆竹を鳴らして、魔除け的なことをします。
あと日本人と同じでめっちゃ大掃除したりお年玉をあげる風習も。
香港では大人が子供にお年玉をあげるのではなく、既婚者が独身の人にお年玉をあげます。
なので私の彼氏も香港に戻ってきて会社に出社したら、お年玉たくさんもらって帰ってきました。
そして泊まってるサービスアパートの掃除のおばちゃんとか受付のおっさんにもお年玉を配らなければいけないそうです。
お年玉用のポチ袋は赤で統一。
日本みたいにいろんな種類はありません。赤が常識のようです。
香港の旧正月と日本の正月 まとめ
香港の旧正月では、日本のおせちみたいな感じの料理も食べます。
あとニンゴウと呼ばれるお餅。
食べたことはないけど、いろんな種類があるみたい。
日本では毎年正月になると餅殺人事件が多発するけど香港でもそうなのかなあ。
そしてこれも日本同様、みんな故郷に帰ったり家族旅行を楽しみます。
世界中で30億人が移動するって話もあるけど本当なのだろうか。
旧正月は飛行機代もバカにならないので、もしも出かける際には早めにチケットを取っておくといいですね!
そんな感じで、バカがバカの為に書いた、バカでもわかる香港のお正月について!でした〜!!