ヤバいです!ヤバい食べ物見つけちゃった!!
私、小さい頃ケンタッキーとかのチキンの骨を砕いて中身食べてて、母親に
「気持ちわるっ!やめなさい!」
と怒られてた記憶があるんですけど
なんと!
牛の骨髄は正式に食べられる
ということを知ってしまいました!!!
しかもボーンマロウという名のフレンチ料理だった!!笑
大人になってから改めて見るとやっぱり
「気持ちわるっ!」
てなっちゃいましたが、勇気を出して食べてみたので、ここに詳細を綴っていこうと思います。
『骨髄を食べる』とは
雨の日の香港ケネディタウン。
この日は彼氏と彼氏の友人らと飲みが開催されました。
またもや英語話せない私は暇暇暇〜な飲みです。
けどもう慣れたもん。いいもん。
で、飲んでる最中になぜか牛の骨髄の話になったわけ。
まあ会話の内容は彼が通訳してくれたんですが、
まず、骨髄っていうのは骨の中の組織のこと。
骨割ると茶色いなんか変なのあるじゃん?あれ。
日本ではラーメンのガラとして使われてるし、煮込んでスープのベースになってるよね。
けどこれ、フランスではガラで使う以外にも
『そのままオーブンで焼いて食べる』
っていう調理法があるらしいの。
しかも海外では結構普通の食事らしくて、あー小さい頃鳥の骨の中身食べて怒られたなあって思い出したの。
それで、もう一回食べてみたい!って騒いでたら「近所のフレンチレストランにあるかもしれない!」という話になり『牛の骨髄』を確かめに行くことになったのでした♪
人間は本能で骨髄を食べる!?
さて、大好きなBISTRONOMIQUEというフレンチレストランに到着。
とりあえずワインで乾杯します。
彼らは英語できゃっきゃと楽しそうに話しているので私は一人で「骨髄」「食べる」とググる。
そんなことググってる人今世界で私しかいないんじゃないか。
でもそれで目にした記事でとんでもないことを知ってしまった。
牛の骨髄は、どうやら『プルプル』しているらしい。
ケンタッキーの骨は小さかったからそんなイメージなかったけど、じゃあ私の体の中にもそのプルプルが?と思ったら急に食欲がなくなってきた。
骨髄こわい。
しかも、どっかの国で
「赤ちゃんに、好きなものを好きなだけ食べてもらう」
っていう実験をしたことがあったらしいんだけど、
その結果骨髄は
「赤ちゃん人気ランキング1位」
だったらしい。
ちなみに野菜は嫌われたそう。
なので、人間は本能的に骨髄を食べるってことがわかったんですって。
へー。骨髄こわー。すごー。
牛の骨髄料理の名前は「ボーンマロウ」
さてさて、そんなことをしながらBISTRONOMIQUEのメニューを開くと、なんとありました!
牛の骨髄、ボーンマロウ。
骨髄って英語でボーンマロウっていうらしいのね。
だから料理名はそのまんまってことです。
成分的には体の中のものではあるけど、脂肪はないらしい。
骨の中だから脂肪つかないんだね。
一般的には牛の骨髄をそのままパンに塗って食べるのが主流のようです。
バター的なノリで骨髄食べちゃうんだ...。
あとはスプーンですくってそのまま食べるみたい。
私はどうせ食べるなら直接スプーンでいくぞ!!
果たして牛の骨髄の味は...!?
そして、ついに私は牛の骨髄、ボーンマロウさんとご対面。
見た目はこんな感じです。
ジャーン!!!!!
めっちゃ骨!縦割り!
骨感すごい!グロい!
なんか牛が殺されてからこの形状にされるまでを一通り想像してしまった。
骨かち割ってオーブンで焼いたんでしょ?
人間強すぎない?
...と肝心のお味なんですが、一口スプーンですくって食べてみると
「あぶら。」
って感じでした。
いや、厳密には油じゃないんですけどね。
ゼラチン質の油っていうか、味はケンタッキーの骨かじった時とは全然違いました。
牛脂が滑らかになったみたいな感じかな?
まあ正直「美味しい!」という感じではない。
味もするんだかしないんだかみたいな感じです。
パンに塗ってもう一回食べてみたけど、別にいらないかなーってなった。笑
私には人間としての本能がないみたいです。
牛の骨髄 まとめ
子供の頃に骨髄を食べようとして母親に怒られていた私が、堂々と骨髄を食べた記念日。
牛の骨髄ボーンマロウについてまとめると、
- フランスでは骨髄はそのままオーブンで焼いて食べる
- 日本でもフレンチレストランなら骨髄が置いてあるかも
- 人間は本能的に骨髄を食べる
- 牛の骨髄の名前はボーンマロウ
- 味は「若干甘みのある牛脂」
といった感じでしょうか。
香港に来てからいい経験たくさんさせてもらってます。
彼氏には感謝感謝ですね!!
あ、ちなみにその半年後くらいにまた別の香港のフレンチレストランでボーンマロウを発見し懲りずにオーダーしてみたので、その時の写真貼っておきます。
味はやっぱりパッとしませんでしたw
おしまい。