今回は香港で8月に行われるハングリーゴーストフェスティバルというイベントについて紹介していこうと思います!
ハングリーゴーストフェスティバルは旧暦で計算されるので毎年日にちは変わるのですが、今年ももちろん開催されますよー!
この時期にはたくさんのオバケがこの世を彷徨うと言われているので、お供え物をしてみんなで鎮めるって意味があるのです!
ハングリーゴーストフェスティバル
ハングリーゴーストフェスティバルは毎年旧暦の7月15日に行われます。
イベント名は可愛いけど、この日は幽霊がいっぱい集まると言われていて、名前とのギャップが怖いw
ちょっと不気味な感じもしますが、香港の人は先祖や亡くなった人に対しての敬意がとても強く、そういうことに関してしっかりお供え物をする風習があるんだよね。
お供え物は食べ物だったり、紙で作った車やお金。
祭壇にお供え物をする人が大半だけど、中には道端にお供え物をする人もいるので、間違えてふんずけたり蹴っとばしたりしないように注意してくださいw
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幽霊を楽しませる
ただお供え物をするだけじゃただのお墓まいりと変わらないじゃないか。
そう思ったあなた!ちょっと待ってください!
ハングリーゴーストフェスティバルは、亡くなった方達にお供え物をする以外にも、「幽霊達を楽しませる」ということもするのです!
なので街の中ではダンスや歌、楽器にパレードなど、結構賑やかなことをしている人たちもたくさん。
幽霊に楽しんでもらって、明るくあの世に送ってあげようって意味が込められているのです!
都市伝説
このようにハングリーゴーストフェスティバルは明るく楽しいイベントのように思われますが、実はこんな都市伝説も...。
「お腹をすかせたオバケ」には色々な噂があって、
地獄に行ってしまったような悪いオバケは口から火が出ているので、食べ物が燃えてしまって食べられない。
なのであの世ではいつもお腹をすかせているんだそう。
そんなオバケ達はハングリーゴーストフェスティバルの日にだけ食べ物を安全に食べることができる...んだそうな。
1年に一回しかご飯が食べられないって思ったらそれだけでまじ地獄ですねえー。
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まとめ
ハングリーゴーストフェスティバルでのイベント会場では、1番前の席だけは誰も座ってはいけません。
それは、オバケ用の席だから。
オバケも1年に1度のビップ待遇にテンション上がりまくりでしょうね〜!
皆さんも亡くなった方達に敬意を込めて、ハングリーゴーストフェスティバルに参加してみてはいかがでしょうか!?