まず、最初に言いたいのが、犬がいつまでも元気でいるのかいないのかは、飼い主の責任であるということ!
こんなこと書いたら賛否両論あると思いますが、実は愛犬って飼い方ですっごく性格が変わるんです!
というかもう、目の輝き方すら変わるしめちゃくちゃ若返る...。
私は今回、日本で飼っている方の愛犬パグちゃんを見て、生活習慣を変えることの大切さを知りました。
今回はみなさんにそんな、愛犬の若返り方法を綴っていこうと思います。
パグ(11歳)が若返った話
上記の写真のパグちゃんが、私が日本でずっと飼っていた愛犬です。
パグ飼いの人ならわかると思いますが、顔ももう白くなってしまっているおじいちゃん犬です。
来月には11歳。
悲しいけど寿命も近いですね。
でもこの愛犬さん、めちゃくちゃに毎日元気!
1日中走り回って健康そのものなんです!
これは生活習慣のお陰だと私は実感しています。
寝てばかりだった愛犬が...!?
なぜなら、私が日本でこの愛犬と2人で暮らしていた頃、彼はいつもいつも寝てばかりの典型的なおじいちゃん犬だったのです。
私が起きてもベッドからは出てこない。
1日2回の散歩もめんどくさそうに歩く。
彼が目を輝かせ幸せそうにするのはご飯の時だけ。
そう、ご飯の時にはいつだって若返ったかのように走り回って喜ぶんです!
引っ越しがきっかけ
そんな生活習慣の中、私が香港に引っ越すことになってしまい、愛するパグちゃんは実家で預かってもらうことに。
どうしても連れて行きたかったけど、鼻ぺちゃ犬は飛行機に乗せられないんです。
そして私は離れる時、とてもとても愛犬のことが心配になりました。
病気になってしまったらどうしよう。
元気がなくなってしまったらどうしよう。と。
急に若返って元気に
しかーし!!
そんな心配は無用だった!!
なぜならこのパグちゃんは、実家に預けるとみるみる内に若返っていったのです!
飼い主としてはちょっと...いや、かなり悲しい事実なんだけど、
実家の両親に面倒を見てもらうようになってからは毎日走り回りのイタズラしまくり。
なんなら目がよく充血していたのも治り、外耳炎になりやすかったことさえ治ってしまった。
アレルギーを疑ってアレルギー用フードを大量に両親に預けていたんですが、そんなフードの意味もなくなるぐらいなんでも食べまくって、すごく毎日が幸せそう。
今では私よりも私の母の方が好きらしく、ストーカーかのように1日中付いて回っています。
私の時には後を付いてくるなんてことなかったんだけどなあw
若返りのヒントはズバリこれ!!
そして私は、なぜ愛犬がこんなに若返ったのか考えました。
日本に帰ると愛犬の様子をよく観察して、両親がいつも何時に散歩をして何時にご飯をあげているのか統計を取ろうとしました。
そしてまさかの犬の若返りのヒントを見つけてしまったのです!
それはなんと...
・犬が好きなことをランダムでしてあげること
・決まった時間に同じことはしないこと
・早い時間に寝かせること
一体これがどういうことなのかは、以下で説明していきますね!
愛犬が好きなことを知る
まず最初に
『犬が好きなことをランダムでしてあげること』
なのですが、
これは私の愛犬であれば『ご飯』。
他には散歩だったりおもちゃ遊びだったり撫でてあげることだったりするでしょう。
しかし私のパグちゃんは、昔から食べることに関しては恐ろしいぐらいの興味を発揮してたんです。
でも私が飼っていた時にはご飯はフードだけだったし、おやつはあまりあげないようにしていました。
これは彼のためを思ってやっていたことで、フードだけを適切な量あげることが健康維持であり長生きの秘訣だと信じていたのです。
しかし私の両親は1日に何度もおやつをあげる。
もちろんフードも与えますが、それ以外にフルーツやらパンやら野菜やら肉やら...本当にちょこちょこ色々なものをあげる。
しかしこれが愛犬にとっては
「いつ食べ物をくれるかわからないからずっとお母さんの後をつけていよう」
という考えになったようで...。
なので1日中嬉しそうに尻尾を振って母親の後を付け回すようになったのです。
これがまた愛犬にとっては全然ストレスに感じていないようで、ワクワクした顔をして目を輝かせ、すっごく楽しそうなんです!
母親が寝ていても起きていても、常に尻尾を振って全力アピール。
ちなみに母の方はあまりのストーカーぶりにうんざりしていますけどねw
そんな理由で私の愛犬は運動量も増え、寝ている時間が減って楽しそうに過ごすようになったのです。
不規則は元気の源!?
そして次に
『決まった時間に同じことはしないこと』
に付いてですが、これはご飯の時間や散歩の時間を決めないということです。
私のパグちゃんは外でしかトイレをしないので、大体の散歩時間は決まってしまいますが、それでも少し毎日時間をずらします。
犬って時計は見えなくても体内時計がすごく性格なので、毎日きっちり同じ時間に散歩だと思うと、その時間まで平気でダラダラ寝てしまうんですよね。
私と住んでいた時には、私は仕事があったので、ほぼ同じ時間にご飯と散歩をしていました。
なので愛犬的には
「あ〜そろそろ散歩だな」
とかわかっていたと思うんです。
しかし実家に預けるようになってからは両親が定年済みで毎日自由に行動をするので、散歩の時間もご飯の時間もわからない。
なので犬にとってはいつお楽しみの時間が来るのか読めないので、自然と常にワクワクしていられるんです!
両親が出かけてしまえばいつ帰ってくるのか読めないからと玄関前で待ち続け、帰って来ればいつご飯と散歩の時間が来るのか読めないからと目を輝かせる。
そんな生活習慣になってから、私の愛犬は本当に元気に走り回るようになりました。
私と住んでいたころの寝てばかりのパグちゃんは幻だったのでしょうか??
たくさん遊んでたくさん寝る
そして最後に
『早い時間に寝かせること』
ですが、これは日中に愛犬があまりにもはしゃいでいるので、早い時間からぐっすり寝かせるようにしつけた結果です。
毎日走り回って両親を追いかけ回している愛犬ですが、睡眠時間も同じくらい大切ですよね。
なので、早めの時間にハウスに入れて、電気を消してしまいます。
すると愛犬も
「今日はもうご飯も散歩も終わりなんだな」
と認識してすぐに寝てくれるのです。
暴れてばかりで睡眠時間が少なかったら逆に体に悪いですもんね。
なので今では愛犬は昼は元気に走り回り、夜はぐっすり寝るという習慣になったのです。
満足できる飼い方とは
その結果が、びっくりするぐらいの愛犬の若返り。
毎回実家に帰るたびに私も驚くほど。
結構高めのソファーにもぴょんぴょん上り下りできるようになって、軽快に階段を登ります。
というわけで、私は愛犬の若返る生活習慣は上記の3つなのではないかと考えています。
もちろん犬にとっても合う合わないってあると思うんですけど、少しでも取り入れてみるともしかしたら愛犬にとってすごく満足できる生活習慣になるのかもしれません!
家庭それぞれに多種多様の飼い方があると思いますが、私の愛犬は実家での飼われ方がお気に入りなようなので、とっても安心!
以上!
愛犬を若返らせる飼い方についてでした!